ラスベガス半生中継XVI

2006年11月11日〜11月18日(6泊8日)

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第4日目-2:グローバル・ゲーミング・エキスポ(G2E)ショウ・その2

ビデオスロット

vs_01.jpgvs_01b.jpg WMS社のオンライン配信ビデオスロットシステム。カジノが使いたいゲームをネットワークを使ってダウンロードできるというものです。つまり、我々がインターネットでソフトウェアをDLして購入するのと同じようなものです。これは、今後の主流になると思われているシステムで、他社ももちろん手掛けています。

vs_02.jpg バーリー社からは、ビデオゲームのオールドファンには嬉しい、世界初の業務用ビデオゲーム「ポン」をテーマにしたビデオスロットが出展されていました。これは、特定の役ができると、昔懐かしい「ポン」ゲームが、コンピューター相手にできるようになり、その成績次第でボーナスがもらえます。

vs_03.jpgIGT社には、昨年に引き続き、セガ社の人気ビデオゲームタイトルをテーマとしたビデオスロットが紹介されていました。今年は「三国志対戦」です。

vs_04.jpgvs_04b.jpgこちらもIGT社。新たな市場として期待されているらしいマカオ向け東洋趣味のビデオスロットは、昨年ほどではありませんが、そこそこ目に付きます。しかし、図柄をよく見ると、なかなかユニークと言うか面白いものもあるようですね(写真右)。

リールマシン

slot_05.jpgslot_06.jpgslot_07.jpgリールマシンでも5リールが主流になってきました。ゲーム単価を上げたいカジノと、新分野を開拓したいメーカーの利害が一致した、業界挙げての潮流でしょう。プレイヤーとしては、フルベットで遊びにくくなるので、あまり歓迎したくないですが。

マルチプレイヤーゲーム(MPG) 

mp_01.jpgIGT社より、オートルーレットが出展されていました。昨年より急増しているこの分野のマシンですが、ついにIGT社も本格的に手を染めるよう決断したようです。これはひょっとすると、ホイール・オブ・フォーチュンのマルチプレイヤー仕様が市場で健闘している事も影響しているのでしょうか。

mp_02a.jpgmp_02b.jpgmp_02c.jpgもう一つIGTから、バカラです。バカラならではの「絞り」もできます(写真中、右)が、しかしこれは正しい絞り方ではないと思います。 承知の上でやっていることとは思いますけれども。

mp_04.jpgこちらはバーリー社のオートバカラです。IGTもそうですが、ディーラーのグラフィックスがいわゆる「洋ゲー」風です。

mp_05.jpgmp_06.jpgmp_07.jpg韓国、台湾のメーカーから、大型競馬ゲームとビンゴゲームが出展されていました。これらは昨年もありましたが、とりあえずまだ命脈は切れていないようです。

mp_03.jpgA.C.コイン社からは、「SLOTTO」のMPG版が出展されていました。「SLOTTO」は、筐体の上部にビンゴの抽選器が付いているリールマシンで、IGT製品としてカジノに普及していますが、もともとはこの会社が作ったものです。それが、ホイール・オブ・フォーチュンのマルチプレイヤー仕様の成功を見て刺激されたのか、似た様なコンセプトの大型MPGを出してきました。ただし、中央の大型ビンゴ抽選器のように見える部分は、シングルプレイヤー機と同様、本当に抽選機として機能しているわけではなさそうです。

mp_09.jpgTCSジョン・ハクスレー社からは、セミオートクラップステーブルが出展されていました。サイコロは本来のクラップス同様プレイヤーがロールしますが、テーブルに付くディーラー(と、言うよりも、オペレーターと言うべき)は、出た目を入力するだけです。プレイヤーは、手元の画面でベットを行います。最近はボックスマンを置かないテーブルがあるほどですから、人手を削減したいカジノとしてはありがたい仕様かもしれませんが、プレイヤーとしては盛上りに欠けるといわざるを得ません。ただ、日本のゲームセンターで稼動させればクラップスの普及に役立つか、などと、ちょっと思いました。

(2006.12.03)

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