なぞのXの世界遺産の旅

第3日目(7月16日(日))その1


■シルバーレガシーの朝バフェ

 いよいよ最終日です。明日の未明には日本に帰らなければなりません。つまり今夜は完全徹夜で過ごしますので、昨夜は11時頃には既に就寝し、今朝は7時半頃に目覚めました。

 ところで、今宿泊しているシルバーレガシーと言うホテルのカジノでは、カジノフロアのあちこちにコンプキヨスクマシンが置いてあり、プレイヤーズカードを差込みピンコードを打つと、コンプダラーの金額が表示されますので、それをどこでいくら使うのかと指定するとバウチャーがプリントされるようになっています。一昨日、少しだけマシンゲームをしていたので、いったいこれでいくらくらいになるのかと見てみると、意外にも$4.08もあります。

←コンプバウチャー(部分)。コンプ$4.08、ビクトリアンバフェ、と見える。

そんなにたくさんゲームをした覚えはなかったのですが、これなら朝バフェくらいには使えるでしょう。というわけで、「ビクトリアンバフェで」「$4.08分」と打ち込むと、写真のようなバウチャーが印刷されて出てきます。コンプキヨスクには、「Comp yourself」と掲げられており、もしかしたらラスベガスでも導入されているものなのかもしれませんが、ワタシには初めてのシステムで、なかなか感心してしまいました。

 さて、そういうわけで、シルバーレガシーの朝バフェです。$5札でも出せば足りるかと思ってキャッシャーにバウチャーを出すと、「不足分は$8.49ドル」と言われ、思惑とあまりにも違う高い数字に面食らいました。レシートを見ると、この日はブランチメニューということで、普段よりも高い$11.99(税別)だったようです。日曜日だからと言うことでしょうか。しかし、バフェの中身は、昨日のアトランティスよりは落ちます。ブランチと言うだけあってただのアメリカンブレックファストではないとは言え、満足感は低い内容です。

  

しかし、このバフェにも救いはありました。フルーツです。どれも甘くておいしい上に、ここにも立派な生イチゴが豊富に提供されていました。

 

 コンプダラーなど残しても仕方のないものですし、結果的にこの内容で$8.49(税込み)であれば、むしろ悪くはなかったというべきでしょう。ワタシとしては、このイチゴが食べ放題だと考えただけで十分ペイしたと思えます。

 さて、貴重な最終日をどう過ごしたものでしょうか。もう一度世界遺産に行って、昨日撮らなかったアングルから改めて写真を撮っておこうとは思っていますが、朝は逆光気味となるので、その前にどこかを少し観光でもしようかと思い立ちました。

 そう言えば、出発前に世界遺産の所在地を調べている時に、そのもう少し南に、何とか言う大きなショッピングモールがあったことを思い出しました。名前までは覚えていませんでしたが、アレだけ大きければ、行ってみればわかることでしょう。今はもう9時が近い頃ですが、ラスベガスのベルツだって9時から、フライズなどは8時から営業しているので、きっとここも似たようなものであろうと多寡をくくり、これから向かうことにしました。


■ミードウッド・ショッピングモール

 朝バフェでイチゴを鱈腹いただいた後、昨日と同じようにヴァージニア通りを南に向かって車を走らせました。目当てのショッピングモールは、世界遺産の前を通過してもう少し行った左手にあるはずです。

する頃、そろそろ目当てのショッピングモールの何か目印でも出てきても良い頃だと進行方向左手をちらちらと気にしつつ走り続けたのですが、それらしいものは一向に現れません。とうとうこの先に行っても何もなさそうと思えるようなさびしいところまで来てしまいました。

 これはきっと見逃したに違いないとUターンさせ(メインストリートとは言え交通量が少ないので、この辺は大変楽なドライブでした)、今来た道を戻って、やっと「Meadowood Mall」と彫られた石のランドマークのような入り口があるのを発見しました。米国の大規模ショッピングモールは、日本のように高い建物ではないものが多く、見逃し易いです。

 このモールには、メイシーズ、JCぺニーズ、シアーズと言った百貨店が入店している他、さまざまな店が軒を連ねていますが、日曜日だと言うのに、まだ時間が早いせいか、駐車場の車はあまり多くなく、ワタシは入り口に近い木陰に車を停める事ができました。

 モールの中も、車の量に比例して人は少なく、一応建物の中には入れはするものの、殆どの店はまだオープンしていません。中にいる人は、開店を待っている人よりも開店準備中の各店の店員の方が多そうなくらいです。とりえずフードコートをふらふらしつつ開店を待ってみました。

 

 しかし、10時になっても百貨店以外は開店しないので、これ以上ここで時間を無駄にするのももったいないと思い、まだ朝の日差しの中ではありますが、世界遺産に戻る事にいたしました。

 世界遺産の前に到着すると、なにやら脚立などを積んだトラックが閉鎖された店の前に停車していました。ワタシは彼らからずっと離れたところに車を停め、昨日は撮らなかったアングルから写真を撮っておりました。

 (06.07.23)


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