ラスベガス半生中継XV

2006年05月01日〜05月07日(6泊8日)

 ←半生中継XVメニューに戻る  ←ホームページに戻る   ←サイトマップに戻る


第5日目-1-1:ダラーレンタカー@モンテカルロ

 二日目、フードコートに10時に集合し、せっかくなので米国で車を運転してみようということで、一同揃ってモンテカルロ内のレンタカー屋さん、ダラーのカウンターへ向かいました。

 今回は7人乗りミニバンを1日だけ借りる事にしています。予約は、日本にいる時点で、米国のダラーのサイトからしていました。値段は、税・保険別で$54.17と示されていましたが、最終的には、税・保険等と追加ドライバー*3人が加わって$100弱、プラスガソリン代$29.13が加わって、$130弱という経費となりました。

 追加ドライバー料金は、ネット上では「一人まで無料、二人目以降ひとりにつき$10」とあったように記憶していたのですが、実際の窓口では「一人当たり$5」が徴収されました。その方が、当初思っていたよりも安くなる計算なので、むしろありがたいものではあります。

第5日目-1-2:Fry's

 車を借りたら、いよいよ本日の行動開始です。まずは、I垣家夫のIさんの、「サーバー向けNICカードが欲しい」というリクエストに応えて、Fly'sに向かいました。ここは、ラスベガスの名所のひとつとして時々耳にする事はありましたが、車が無ければ来れる所ではないので、今までは選択肢に入らないところでした。

5-01.jpg 5-02.jpg←左:助手席より後部座席のみなさんを写す。右:Fry'sに到着

 店内はひたすら二次元方向にだだっ広く、日本のように三次元方向に売り場面積を増やすという発想がないと思われる、いかにも米国らしい大規模小売店でした。しかし、さすがにコレだけ広いとモノを探すのはたいへんです。I垣家夫も、最初は自力で探そうとしていましたが、結局見当たらず、途方にくれてしまったようです。

 しかし、広い売場の各コーナーには、実はサービスカウンターのようなものが設けられており、探しものの在庫を気軽に尋ねる事ができるようになっていました。それに気づいたワタシは、I垣家夫を連れて行き、「こういうものを探しているんだが」と商品名と型番が書かれたメモを見せながら聞いてみたところ、「それならこちらです」と、パソコンで在庫を確認するまでもなく、あっさりとそれが置かれているはずの棚の前まで連れて行ってくれたので、すっかり感心してしまいました。探しているモノがパソコン関連商品なので、特に知識が豊富な、いわゆるヲタ系店員が多かったりしたのかもしれません。なんにしろ、たいしたものです。

 しかし、連れてこられた棚の一角には商品はなく、ぽっかりと空いておりました。どうやら売り切れ状態とのことでした。知識豊富な店員も、在庫の状況までは把握してはいなかったようです。うむ、惜しいかな。

 代替品を勧められはしましたが、イグザクトリーにその商品でなければ用が足りないということで、残念ながら諦める事にして、他のみんなはそれぞれ思い思いにDVDやお菓子や、レジの外にあるガシャポンなどを買って、Fry'sを後にしました。

第5日目-1-3:Las Vegas Outlet

 Fry'sまで来たら、あと少し南下すればラスベガスアウトレットですので、もののついでに寄ってみてもバチはあたりますまい。

5-03.jpg 5-04.jpg

 ワタシは、アウトレットに来るたびに、リーバイスショップを覗く事にしています。なにしろ日本では1万円近くするジーンズが、こちらのアウトレットでは$30前後程度で売られているのですから、買わなければソンというものです。ただ、サイズ及び色までぴったり好みに合うものは案外少なく、結局買わずに帰る事もあるくらいなのですが、今回は幸運にも1本だけ見つけることができました。

 なお、ラスベガスアウトレットの通路に出店しているワゴンの店のひとつで、NASAが発明した(*)、大量の水を吸いしかも水が跳ねない、布巾にも雑巾にも敷物にも何でも使えるとてもすばらしい不思議な布の実演販売が行われており、ついふらふらと買いそうになってしまったのですが、てんりょうさんに、「荷物を増やすだけだからやめた方が良い、これはあなたのために言っているのだ」と強く止められました。それは確かに理屈で、機内持ち込み可の小型スーツケースしか持たないワタシにとっては、丸めても小脇に抱える程度の大きさにはなってしまう上に、しかも今買えばなんとエキストラとしてもう一巻おつけされるため、なおさら嵩が増えるこの不思議な布を持て余してしまう可能性は非常に高いものでした。しかし、ラスベガス在住ならきっと買っていたと思うと、今でも残念でなりません。

(*)NASAが発明した:実演販売にありがちな権威付けのトークがここでも行われていたのですが、内容が思い出せなかったため、その雰囲気を再現するために、ワタシが代替表現として付け加えたものです。実際に店員がそう言っていたわけではありません。

第5日目-1-4:HOOTERS(1)カジノデビュー

 ラスベガスアウトレットを出ると、もうお昼時もやや遅いくらいの時刻になっていましたので、サンレモ改めフーターズでお昼をいただく事にしました。

 ラスベガスアウトレットからストリップ通りを北上すると、マンダレイベイの手前辺りで、例の有名な看板が見えてきました。ところで、今まで気づかなかったのですが、この看板の足元の地面には、カードのスーツが描かれていたのですね。

5-05.jpg

 フーターズに到着し、まっすぐレストランに向かったのですが、まだ昼時の混雑は終わっておらず、およそ45分待ちだと言われてページャーを渡されました。これと同じシステムは、以前、シルバートンのカフェでも経験しています。また、品川のアウトバックステーキハウスでも導入されています。

 ページャーがあると、列に並んでいる必要がありませんので、必然的にカジノで時間をつぶさなければならなくなります。もちろんこれもカジノ側の思惑通りなのでしょう。ならばこの機会を利用して、I垣、K瀬両家のみなさんに本格的にカジノデビューしていただく事にいたしましょう。

 種目は、K瀬家夫妻が事前に日本のゲーセンやお台場のカジノスクールである程度練習してきたとおっしゃるルーレットにしました。まずは皆さんにバイインを経験していただき、ミニマムベットの説明だけ簡単にして、ゲームを始めました。

 ルーレットは、勝敗の条件が直感的にわかり、例外もほとんど無いので、初心者にも入り易いゲームだと思います。ただ、楽しみ方をある程度追求しようとすると、それなりに経験や勉強が必要になってきますので、それは次のステップとしてもらうことにしました。

 ゲームの調子は悪くなく、ワタシは最終的に、元手よりも$30ほど増やして終える事ができました。これからのごはん代くらいは浮いた計算です。他の皆さんも、ワタシほどではなかったにしろ、待ち時間をそれなりに退屈せずに遊んで過ごすくらいはできていたようです。

第5日目-1-5:HOOTERS(2)レストラン

 チップをキャッシャーに持って行こうかと思ったまさにそのころ、持たされていたページャーが呼び出し音を発しながらピカピカと光りだしたので、両替は後回しにしてレストランに向かいました。

5-06.jpg←店内の様子

 レストランは、何しろフーターズですから、ウェイトレスもフーターズです。しかし、このウェイトレスの写真をいちばん一所懸命撮っていたのは、なぜかI垣家妻のNさんでした。

IMG_6529.JPG←Nさん撮影のウェイトレスたち。背後のテーブルで、誕生日を迎えた客を取り囲んで歌を歌っている。

 こちらでは、こんなものをいただいてまいりました。

5-07.jpg1    5-09.JPG2 5-08.jpg3

5-11.jpg4 5-10.jpg5

写真1:シュリンプカクテルとホットドッグ。
写真2:チーズバーガー
写真3:スズキのバーガー。
写真4-5:これがフーターズ名物の鳥の唐揚げ。辛口(写真4)とノーマル(写真5)。

 改めて見て見ると、食べるものは、非常にぞんざいと言うかスチャラカな印象を受けます。まあ、店のコンセプトが、料理の内容で勝負というわけではないようなので、これで充分といえば充分なのかもしれません。ただ、せめて看板メニューである鳥の唐揚げだけは、もう少し気を使っても良いと思います。辛口の方は少し冷たくなってたぞ。

(2006.05.28)

←第1日目-4に戻る  ↑半生中継XVメニューに戻る  第5日目-2に進む→ 
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送