勢いに乗り普及していった「アメパチ」は、しかし、いかなる理由かはわかりませんが、
オリンピア同様次第に衰退して行きます。つまり、これも、現在のパチスロ隆盛の始まりと
言うわけでもなかったようです。
「アメパチ」が「パチスロ」と呼び名が変わって再び隆盛見るのは、1984年の新しい風営法、
もう少し正確には風営適正化法以降だったように記憶しています。この後、保通協と称される
遊技機の適正を検査する機関ができ、ここの審査を経た遊技機が7号営業で使用できると
言うルールになりました。
保通協の初期のレギュレーションを通過したパチスロ群を、世間では「1号機」と呼びました。
以降1.5号機、2号機と、レギュレーションの変化に従って便宜上の呼び名が変わり、現在は
4号機と呼ばれる機械が稼動しています。
ワタシはというと、3号機以降のパチスロはもう何がなんだかわかりません。知識の有無で
リターンが大きく変わるというゲーム性を持ってしまった最近のパチスロは、面倒で手が出せなく
なっています。しかしながら、ギャンブル性に関してはかなり進歩したようで、一日100万円も稼げる
可能性のある機械も現れ、「さすがにまずくない?」という声も出て来ているとかいないとか。
やはりスロットマシンは、
「コインを入れてレバーを引く、後は黙って見てるだけ」
と言う方が、ワタシはいいです。
(おわり)
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