ラスベガス半生中継 IX
2004年4月29日〜5月4日(5泊7日・帰国は5日)
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1日目−4:ゴールデンゲート
UAでシカゴ周りでラスベガスに入ろうとすると、到着は夜の6時頃となるので、ただでさえLAXやSFOを
経由する通常の行程よりも日中まるまる1日分ソンをすることになるというのに、今回はシカゴで小一時間の
ディレイがあり、さらにサマータイムなんてものが始まったために、実際に到着したのは夜の8時頃となって
しまいました。
空港からタクシーを拾って、運ちゃんに「ゴールデンゲートに行ってちょ」と伝えると、「ゴールデンゲイト?」
と聞き返されました。「そうずら。ゲートずら。ナゲットじゃないあるよ」とさらに言うと、イェッサー、と言う返事
のあとに、「おれぁ20年タクシードライバーをやってるが、ゴールデンゲートに行ってくれなんて言った客は
あんたで3人目だ」と言われました。そうか、そんなにレアな存在なのか。ゴールデンゲートに泊まる客
なんてのは。
ゴールデンゲートのフロントデスクに続く入り口は、フレモントストリートが直角に当たるメインストリートに面して
います。もちろん車寄せなんてものもあるわけがなく、タクシーが路上で止まったと思ったら目の前がもう
チェックインの窓口みたいなものなので、アクセス自体はダウンタウンの中ではむしろ最高のホテルと言える
かもしれません。でもまあ、それがホテル選びのポイントになることもないとは思いますけれども。
フロントデスクは小さく、日本の小規模ビジネスホテル程度です。デスクの背後には、鎮痛剤やかみそり
など、ある程度の大きさのホテルならばニューススタンドで扱っているようなドラッグ類が陳列されています。
ここでチェックインをすると、こんな鍵をくれました。
ちょっと珍しい鍵ですね。形こそ鍵型をしていますが、使い方はカードキーと同じで、鍵穴に差し込んで回すと
いう動作は必要としません。
部屋は2階の26号室でしたので、格別エレベーターを使うほどでもなく、チェックインして初めて部屋に入った
時以降は、もっぱら階段を昇り降りしていました。エレベーターを待つ必要がないのは案外快適でした。なお、
このホテルのエレベーターは4階までしかありません。
部屋の様子はこんな感じでありました。
1:入り口から一歩入ったところから。この時のすぐ右手がバスルーム。
2〜3:ベッド周辺。
4:スタンダードルームでコーヒーメーカーとコーヒーが提供されるのは少し珍しいのではないでしょうか。
5〜7:バスルーム入り口、洗面台、バスタブ。トイレの便座は、上げた状態を維持できず、手で
押さえていなければならない(こういうトイレはラスベガスでは案外多い気がする)。
歩くと床の一部が軋んだり、壁や天井の塗装がはげているなど、場末感を感じることもやむをえないところ
ではありますが、伝統だけはどこにも負けないホテルであり、最後の大規模な改装が行われたのが70年代と
聞けば、ちょっとしたタイムスリップラスベガスを楽しむつもりであるならば、なかなか趣があると思います。
ワタシはこの規模の小さいチープなホテルが、結構気に入りました。
1日目−5:つっちさんご夫妻&てんりょうさんとミニ現地オフ
今夜はつっちさんご夫妻とてんりょうさんと待ち合わせ、ミニ現地オフを開催することができました。
左からつっちさん、つっちさんの奥様、てんりょうさん
我々はまず、ゴールデンゲートの奥にある「サンフランシスコ・シュリンプバー・アンド・デリ」で、このホテルの
最大の名物であるシュリンプカクテルをいただくことにいたしました。
ここのシュリンプカクテルは、オリジナル、ビッグシュリンプ、コンボ、の3種類があります。コンボとは、ビッグ
シュリンプとイミテーションクラブ(要するに、かにかまぼこ)の混合です。
ゴールデンゲートは、ラスベガスにシュリンプカクテルを持ち込んだ元祖なんだそうです。それが「オリジナル」
で、売り出し当初は50¢だったのが、その後一度だけ価格改定が行われ、現在の99¢になったそうです。
しかし「オリジナル」はこのお値段だけあって、さすがに立派とは言い難いものではあります。そこで
ビッグシュリンプの登場となるわけですが、こちらは充分お買い得感を感じることができるプリプリの
おいしいえびでありました。
我々四人は、この後レットイットライドなどテーブルゲームを少々遊びます。つっちさんは、ライブゲームは
あまり経験がないとのことで、まずはミニマムの安いところでまずは肩慣らしをしたいとのことでしたが、
あいにくこの日は週末で、ダウンタウンと言えどもミニマム$5というのが普通だったため、ワタシとてんりょう
さんが始めたレットイットライドも、最初は「見(ケン)」でゲームの理解を深めるという念の入れようでした。
つっちさんは普段はデノミの高いマシンゲームをぶんぶん回していらっしゃるくせに、あまり自信がないと
見るやこんなにも慎重になる点は、ワタシも見習わなければいけないとは思いました。いや、思うだけで
なかなか実践できないからいつもキーキー言ってる訳ではあるのですけれども。
(2004.05.08)
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