Bay City Diner （Golden　Gate）

Graveyard Special

$3.99

　肉はフィレミニヨンくらいの大きさだが、厚みがある。一部にタフなスジを含んでいる。レアと注文したら本当にレアで出てきたが、これはカフェレベルのステーキでは稀なことだ。現地の人の話では、本当のレアで出すことは普通はないはずらしい。通常のステーキハウスでレアと注文して、「肉に冷たい部分ができるかもしれないが、良いか？」と聞かれた事が何度かあるが、それに関係するのだろうか。

　じゃがいもは満点クラス。たまごもベストには及ばないものの、ソフトに焼かれている。1月に訪れたゴールドコーストのカフェもそうだったが、庶民的なカジノのカフェの方が付け合せのレベルは高いものなのだろうか。トーストはエキストラなサービス（パンの選択とか追加のバターやジェリーなど）が貧弱で加点の要素はあまりないが、それでも焼き立てで出てくるので、並を下回る評価にはならない。

　肉の評価が最高点に及ばないのは、肉質に若干の難点を見たからであるが、それでもこの値段なら、ラスベガスでの庶民派S&Eのベストバイに推してもよいと思えるので、総合評価は満点をつける。久しぶりにお買い得感を十分感じさせてくれる一品だった。