ラスベガス半生中継 IX

2004年4月29日〜5月4日（5泊7日・帰国は5日）

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4日目−2：本日のお仕事

　楽しかったオフ会が散会すると、今度はいつものお仕事に戻ります。例によって$1DBを打って

いると、こんな手がディールされました。

←この手が最終的にどうなったかはこちら。

この時、ワタシの心に、一つの言葉が浮かんで来ました。

デノミが$1じゃ儲からん儲からん儲からん・・・

　これは、ワタシが前にいた会社の元上司であるM本さんと言う方が、今年1月、kankonさんの

結婚式でラスベガスに来た時におっしゃったものです。この方のハイローラーぶりは、半生中継I

でも少しだけご報告しております。

　確かに、$1ではロイヤル様を出しても手取りたったの$2800。デノミを$2にすれば一気に$5600に。

オフ会前のゲームが好調だったので資金にも少し余裕あるし･･･

・・・血迷ってみるか。

　と言うわけで、ハイリミットコーナーに移動しました。$2VPは、ここのマルチデノミマシンに入って

います。マルチデノミは、クレジット表示ではなく金額表示になるので、デノミが$1の場合以外は

何ゲーム分が残っているのかが少しわかりにくくなるのであまり好きではないのですが、仕方

ありません。

　はじめに投入した$100札は比較的あっさりなくなってしまいました。ただ、普段は100クレジットで

スタートしているところが、今はその半分の50クレジットでスタートしているのに相当しているわけ

だからそう感じるのだと、ビッグゲーム（大袈裟）で実はガクガクブルブルと震えている自分を

鼓舞して、更に$100札を投入したところ、10ゲームほどあとにこんな手が出来ました。

でーーーたーーーーーーー！

最初の100クレジットでこれが出たと言う事は、やはりワタシはたいへんツイているようです。

ただ、あれ？　ちょっと待てよ･･･?　

これは堂々たるK点（課税点）超え・・・？　キャッシュ表示はもう加算済みになってるけど・・・？

と思っていたら、すぐにアテンダントがやってきて（ハイリミットコーナーはアテンダントが常駐して

いることが多いので、待たされることはあまりなさそうですね）、案の定税金の説明をしてから

賞金を取りに一旦去っていきました。

　アテンダントを待っている間、ワタシはややもすると混乱しがちな頭で必死に考えました。

今回は手取り$1120。$1デノミで言うと$560の配当に相当する・・・

これはソンだ。

　元々ロイヤル様しか念頭になかった上でのハイリミットチャレンジだったとは言え、こんな事を

今の段階で気付いているワタシは間抜け極まりないと言わねばなりません。

　ワタシはこの体験のおかげで、

・ハイリミットでVPを打つなら、

・ボーナスポーカー（DXも可）もしくはJBを

・$2で打つのがリーズナボー

である事を学びました。

　ハンドペイが終わったあと、残り$80を溶かしきってからやめようとゲームを続けていると、

最後の最後で普通のクワッズが来ました。

　ああ、きっとこれはワタシに同情してくれた神様が税金分を負担してくれたのでしょう。

やっぱり今回のワタシはツイているようです。でもなぜかやっぱり、ちょっぴりブルー・・・

（2004.06.13）

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